2022年3月21日月曜日
札幌市経済観光局が札幌市のマインクラフト・データを
公開している。
このページからダウンロードできる。
データは国交省の3D都市モデルデータから変換したものを
若干、手編集をしたもの。
完成品というより、手の入れ甲斐のある素材という感じだ。
札幌市では、このデータを使って
マインクラフトの講習をするらしい。
札幌市の小中学生にとっては興味深いデータで
講習も盛り上がるだろう。
このようなデータを公開してもらえるのは大変ありがたい。
マインクラフト・ガチ建築勢の人にとって、このデータを元に
リアルな札幌市街を作るのは面白いかもしれないが、
私はクリエイティブ・モードだと作業感が強くて、
やる気が起きない。
サバイバルモードで、生活環境を整備し、
資源を集め、街を整備していくのであれば面白そうだ。
コマンドは使えるので、 /gamemodeで creativeとsurvivalの
切り替えはできる。資源は、地下に石はある。木(オーク)も生えている。
土も手に入る。 ワールド中心部から離れると、ビルは無くなり
磨かれた石の地面だけになる。さらに、中心部から1500ブロック程度
離れると高さY=4のスーパーフラットの世界となる。
土と岩盤しかない。
手に入らない資源がたくさんある。
手に入らない資源はクリエイティブ・モードに切り替えて
手に入れる方法はあるが違う気がする。
それだと、やっぱり作業感が出てしまう。
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札幌市ビル群 |
外側に行くと地面だけ |
さらに行くと Y=4のスーパーフラット |
資源は、自動生成されたマインクラフトのバイオームから手に入れたい。
マインクラフトのファイルのフォーマットについては、
調べたことがある。少し変更してやれば
スーパーフラットをやめ、普通のマインクラフトの
バイオームが広がる世界にできそうだ。
level.datファイルのgeneratorの設定を変えてやれば良いのだ。
UNIVERSAL MINECRAFT EDITOR
level.datファイルは、結構ややこしい構造の
バイナリーファイルなので通常のテキストエディタでは
編集できない。ツールを探し、
UNIVERSAL MINECRAFT EDITORというツールを知る。
無料でダウンロードできる。
このツールを起動後、PC(Java)ボタンをクリックすると
Java版のワールドを指定するダイアログが開く。
Java版のデフォルトのセーブディレクトリのワールドが表示されるので、
ここにあれば、ここから選ぶ。別のディレクトリのワールドを指定する場合は
下のフォルダーアイコンをクリックするとフォルダーを指定することができる。
「World Setttings」を選択、WorldGenSettings, minecraft:overworldと
選択していくと、 type: minecraft:flat という値が見つかる。
ここをダブルクリックし、type: minecraft:noise に書き換え、
💾アイコンをクリックしセーブする。
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PC(Java)クリック |
type: minecraft:flat の部分を |
minecraft: noiseに書き換えセーブ |
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通常バイオームの断崖 |
これで完了である。
このワールドをminecraft(Java版)で読み込むと、
「実験的な設定を使用するワールドはサポートされていません」と警告が表示されるが、バックアップはダウンロードしたファイルがあるわけなので
「危険性を理解した上で読み込む」をクリックし起動させる。
一度ワールドをセーブすると警告は表示されなくなる。
ワールドを調べると、数十ブロックのY=4のフラット領域の先に、
通常のバイオームの断面が見える。
今後
これでサバイバル・モードで遊ぶことができる。
まず、生活基盤(ベット、食料、鉄など)を確保し、
都市部に進出したい。
都市部に畑や牧場などを作り、
トラップタワー、アイアンゴーレムトラップなども作りたい。
これらの施設はビル内に作ることができるだろう。
村人も連れてきて交易所もビルに作りたい。
いろいろ楽しみだが、
バーチャル秋葉原建設も続けていきたい。